ムッとした話1(社長にバカにされた話)
登場人物 社長・同僚H君・僕
ウチの会社は河内長野と住之江に工場があり、忙しい時にはお互いの工場から従業員が応援として手伝いに来てくれる時がある。
住之江の工場がしばらく忙しくなる事が分かっていたので河内長野の工場から1人応援を要請していた。
応援というのも毎日ではなくて応援が欲しい週の一週間ぐらい前に「何曜日から何曜日まで来てほしい」と相手方の工場の責任者に要望を出す。そんな感じ
金曜日に次の週の段取りを決めるのでギリギリ木曜日までに要望出せばだいたい応じてくれる。
とある日、その時は翌週の月曜日が忙しくなることが分かっていたので週初めの早い段階から応援を頼んでいた。が、しかし木曜日辺りで仕事がトントン拍子で進み翌週の月曜日の応援は要らなくなった。
もう応援頼んでるし、でも来てもらっても仕事無いし、どうしようかと迷っていたが、まだ木曜日という事もあり相手方の工場もまだ段取り組んでないだろうから「断わっては?」という提案を僕が出した。
すると社長は
「お前なぁ、応援要る、ギリギリでやっぱりいらん。て、どういう段取りしてんねんてバカにされるぞ。」とため息交じりであきれられた。
それを言われて正直ムッとした。
じゃ応援来てもらって何してもらうのか?と尋ねてみた
すると社長は
「俺の仕事手伝ってもらうからエエよ」
ウチの社長は事務所に居るというよりも、現場に出てバリバリ仕事をするようなタイプ
まぁ社長が月曜日面倒見るって言うてるんやから放っとこうと思った。
それを横で聞いていたH君が
「でも社長、月曜日ゴルフで会社来ませんやん」
すると社長は
「ほんまや、忘れてた。応援断わろ」
僕は、あきれた
めでたし。