ishifujiluckyboy’s blog

石富士の名ばかり営業部長の気ままな日記

BBQ

1カ月に1・2回は近所の公園でバーベキューをする。

だいたい2日前に計画したりするので集まっても2~5人程

小さい七輪を囲んで酒を飲みながら楽しいひと時を過ごす。

いつも暇人な僕の相手をしてくれている会社の人達には感謝している。

 

公園は寺ヶ池公園か鳴尾公園。

鳴尾公園は動画サイトで有名になった【21才 拳で】の公園

地元でたまにあの動画の少年を見かける。彼もいきなり有名人になるとは思っていなかっただろう。

 

鳴尾公園は子供が多い。

この前、畑〇君と二人でバーベキューをした時も、すぐ横で子供たちが遊んでいる。

 

酔っぱらいの僕たちに子供たちが話しかけてきた。

子供「ここでバーベキューしてもいいん?」

 

ボク「多分ええで」

 

子供「この前ここでバーベキューしてる人おったけど怖いオッチャンに怒られてたで」

 

ボク「うそやん!マジで!?」

 

子供「そのオッチャン呼んでこよーかなー」

 

ボク「アカン。とりあえずここに座ってお肉食べ、ジュースもあるよ」

チクられないように共犯にしておいた。

 

名前も知らない子供たちの学校の話だったりゲームの話だったり、色んな話が出来て楽しかった。

たまにここでバーベキューしてるからタイミングが合えばまた食べにおいでと言って解散。

バーベキューおじさんとして子供たちの記憶に残れば嬉しい。

 

先週の土曜日は寺ヶ池公園でバーベキュー

こちらの公園は子供が少ないのでおっさんがバカ騒ぎしても迷惑はかからない。

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BISHの歌を流しながら記憶が無くなるまで飲んだ。なんの話したか覚えていない。

楽しかった。

次は再来週かなー

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めでたし。

負けず嫌い

登場人物(上の子ちゃん)

 

娘の上の子ちゃんは負けず嫌い。

中学最後の体育祭が今月あった。コロナの影響で見学には行けなかった。

100mと選抜のリレー競技に出る。命をかけていた。

昔からマラソン大会とか1番になれないと悔しがる。

普段走り込む事もしないのに負けたら一丁前に泣いたりもする。

 

この負けず嫌いは夫婦どちらの遺伝なのか。

嫁は僕と言うけれどそんなこと無いけどなぁと昔の事を思い出してみた。

 

スノーボードのプロを目指していた時、一緒に住んでいた友達がプレステの鉄拳というゲームを持ってきていた。ゲームはそんな得意ではなかったので、しょっちゅう負ける。

腹が立つので一時期スノーボードそっちのけで鉄拳ばかりやっていた時があった。

 

またある時も、友達とトランプのスピードをやった時も、頭の回転の速い友達には何回やっても勝てなかった。こちらは頭の回転が遅いというよりも観覧車並みにジーっと見ていないと動いているのか分からないような回転。

太刀打ちできるはずもなかった。

 

スピードと言うのは二人でやるゲーム。

トランプを色別に半分ずつ持ち、手前に手札4枚並べる

同時に山にお互い一枚ずつ出す。

並べた手札から山に出していき、手札が減れば持ち札から補充し手札持ち札が先に無くなった方が勝ち

 

何回もチャレンジするがギリギリ負けるとかではなく、持ち札を大量に抱えたボロ負けばかり。

一度だけ負けたが惜しい回があった。

すると、友達は「何枚出してんねん」とツッコんできた。

 

見ると手札が7枚ぐらい並んでいた。

勝ちたい一心で無意識のうちにズルしていた。それでも勝てなかった。

 

話は娘に戻すが、娘はクラスでも足が速い方

100m走で良いタイムを出したい娘が裏技を教えてくれた。

「何回かタイム測ってるとスタートのヨーイドンのタイミングって分かってくるやん、だからヨーイドンのドンの前にスタートすんねん」

 

それフライングですね!

 

「えっ!でもドンの一瞬ちょっと前やで」

 

それでもフライングですね。

ちょっとどんな感じかやってみ

 

「こう」

 

フライングですね。

 

あなたにとってドンの意味は何や?

無意識にズルするところは僕の遺伝やな。

 

めでたし。

思い出話 (トイレ)

主人公(僕)

 

スノーボードをやっていた時の話。

とあるスキー場のレストランで友達数人と休憩していた。

レストランの中はガラガラ、広い店内で僕ら以外に2組ぐらいのグループしかいなかった。

 

僕が「トイレに行ってくる」と言うと、友達の1人が「俺も行く」と言い一緒にトイレへ

 

僕はウンチちゃんがしたかったので個室に、友達もウンチちゃんがしたかったのか隣の個室に入った。

と思っていた。

 

オチを先に言うと、隣の個室に入ったのは全然しらない人。確認せずトイレに一緒に入ったタイミングで友達だと勘違いしていた。

友達はオシッコ済ませ一足先にトイレの外へ

 

全然知らない人と同じようなタイミングでウンチ。

(僕は友達だと思っている)

 

隣の人に対し

「ちょいちょい!ブリブリ言わせすぎやろ!ちょっとは気使ってくれよ!」

 

隣の人

「・・・・・・・」

 

あれっ!おかしいな、反応せーへん

 

隣の壁をノックして

「しりとりやろ、ゴリラ」

 

隣の人

「・・・・・・・」

 

もう一回ノックして

「【ラ】やで」

 

「・・・・・・・」

 

全く反応せず

 

面白くないなーと思いながら捨て台詞のように

「ノリ悪っ!」と言って先にトイレから出た。

 

隣に入っていたはずの友達が違う友達と雑談している。

 

隣の人誰!?

 

椅子に座ってしばらくするとトイレから若いお兄さんが出てきて、ちょっと離れたグループの席についた。

 

横目でチラチラ見ているとそのグループが僕の方を指さしていた。

僕は慌てて目を逸らした。

 

何事も無かったけど、もしノリの良い人でしりとりに付き合ってくれていたら僕もビックリしていたと思う。

【ゴリラ】【ラッパ】【誰!?】

 

めでたし。

思い出話(父親)

登場人物 主人公 父 ・僕

 

父親は今でこそ、そこら辺にいる普通のおじいちゃんだが昔はものすごい亭主関白で怖かった。

 

父親のいう事は絶対。

40歳になった今でもたまに電話で話をすると、昔の名残りで敬語になってしまう事もある。

 

僕が学生の頃、母親のいう事を聞かずに反抗していても「お父さんに言うよ」の一言で「ごめんなさい」 卑怯だ!

 

リビングでワイワイしていても父が帰ってくるとピリッとする。

 

二階の自分の部屋にいる時、リビングから大きい声で僕を呼ぶので何事かと急いでいくと、ちょっと手を伸ばせば届く距離にあるテレビのリモコンを取ってくれ、と言われ渡す事もあった。そんな時でも文句言えない。そんな存在だった。

 

僕が中学生の時、父が仕事で手の指を怪我して帰ってきたことがあった。

人差し指の第二関節部分が大きく腫れていた。

病院に行けばいいのに、父はその痛みを和らげるために酒をたらふく飲んだ。

 

泥酔し、リビングの隣の和室にこもり暗い部屋で何やらブツブツ言っていた。

 

しばらくして、僕を呼ぶので父の元へ、

大きく腫れた指を見せて僕に言う

「見てみぃ この指、骨がズレてるんや」

「今からズレてる骨入れるから、お前思いっきり引っ張れ。

ええか、ワシがやめろって言うまで引っ張れよ」

 

父上、お言葉ですが多分折れてまっせ!

そんな事を言える状態ではなかった。

 

大きく息を吸い、引っ張れと言うので思いっきり引っ張った。

父は何も言わない。だから引っ張る。

顔をうずめて何も言わない。だから引っ張る。

「ぅぐーーー、ぁ~~~~~~~」

 

手を緩め様子を見ると

泣いていた。あまりの痛さに泣いていた。

心の中で爆笑してしまった。

 

また痛みを和らげる為、酒を飲む。

 

父はそのまま寝てしまった。

 

折れていなかったのか、しばらくシップを貼っていたら治った。

 

今では父も円くなり、最近はよく一緒に出掛ける。

この前、この話をしたら全く覚えていなかった。

ベロンベロンやったからね

 

 

めでたし。

 

 

 

 

大型バイク

主人公 社長・僕

 

ウチの社長はバイク好き

取引先の方たちとよくツーリングに出かける。

 

僕はバイクの免許を持っていないので、そういう付き合いはできない。

ある日社長が「お前も免許取りに行ってこい。俺がツーリングに付き合われへん時は代わりに行ってくれ。免許費用は出したるから」と言ってきた。

 

あまりバイクに興味はないが、費用を出してくれるんならありがたく取りに行こう。

幸い会社から5分かからないところに教習所があったので、仕事にそんなに影響なく取りに行けた。

 

バイクに興味がないとは言え、やはり免許を取ったら乗りたくなる。

社長にバイクを借りて乗ってみることにした。バイクはZ900のなんちゃらってヤツ、ちょっと前に購入し、ほぼ新車。

 

比較的運転しやすいバイクらしいが教習所のバイクに比べると大きいし若干乗りにくい。

 

最初は安全運転を心掛けていたが、調子に乗ってカッコよくUターンをしようとしてバランスを崩し、バイクを倒してしまった。

 

傷はそんな大したことはなかったが、ミラー部分とエンジンの下の部分に傷が入ってしまった。

 

話は変わるが、家で子供がモノを壊したとき、僕は怒らない。多分家の物でも自分の物でも壊されて怒ったことが無いと思う。

なぜなら、自分の考えの中では、形あるものはいつか壊れると思っているから。

たとえ愛着あった物であっても怒らない。そもそも物に対してそこまで愛着を持たない。

 

今回バイクを傷付けてしまった時も、形あるものはいつか壊れると思った。

が、今回は自分の物でも無いし、ほぼ新車、壊す第一歩にはあまりにも早すぎる。

 

正直に謝った。

社長は「はぁ!あんな運転しやすいのに何でコケん(倒すの意味)ねん」

と怒られた。

 

エンジン下部の傷は黒く塗って目立たないようにし、ミラーは新しいのを社長自ら買ってきた。僕はお金払っていない。

 

何日か経ち、社長の心の傷が癒えた頃に、またバイクを借り乗ってみる。

 

エンジン下部の傷はどんなんやったかなぁ、と気になった。

バイクを止め、降りてから見ればいいものを、信号待ちをしている時に気になってしまった。

一度気になるとすぐに確認しないと気が済まない病が発症。

信号待ちの両足をついた状態で車体を傾け下を覗き込んだ。

するとバイクの重さを持ちこたえられなくなり、またバイクを倒してしまった。

 

新品のミラーがまたもや傷ついた。形あるものはいつか壊れる。しかし早すぎる。

 

正直に謝った。

「だから、なんであんな運転しやすいのにコケんねん!!」

と怒られた。

新しいミラーはもう買ってこなかった。

 

形あるものはいつか壊れる。

バイクってすぐコケるから困る。

 

めでたし。

 

 

 

 

 

 

思い出話(ミノル君)

登場人物 主人公 ミノル君・ アベニールさん・僕

 

中学からの同級生で、ミノル君という友達がいる。

彼とは今の会社で一緒に働いていた時期がある。

ミノル君と言う人は、結構お金持ちの家の息子で性格は天然。

そんな彼と一緒に働いていた時の出来事

 

ある冬の寒い日の事、会社にはストーブが置いてあった。

そのストーブは天板にヤカンを置いてお湯を沸かせるタイプ

 

仕事中にミノル君がストーブの前に座っていた。

天板には鍋の(実際は鍋ではない)ようなものを置いて、水を張り、お湯が沸くのをジーっと見ていた。近くにはペルー人のアベニールさんが立っていた。

最初はあまり気にしていなかったが、動かず、ずっとジーっと見ていたため、病み始めかな?と心配になった。

 

しばらくすると、グツグツとお湯が沸いた。

ミノル君は、そこに水をちょっと足し、再度沸騰するのをジーっと見ていた。

沸いては水を足し。また沸いては水を足し、それを何回も繰り返していた。

病み始めと思ったがもう末期だった。

 

何回目かのお湯が沸いたとき、水を足したタイミングでミノル君が鍋から目を離した。

近くにいたアベニールさんがそのすきに、お湯を捨て流し、鍋を元の位置に戻した。

気づかれていない。

 

ミノル君が再度鍋を見ると空になっている。びっくりしていた。

どうするのか見ていると、また水を張りお湯が沸くのを待って、沸いては水を足し、また沸いては水を足しを繰り返した。

しかし今回は違い、足す水の量を調整しているようだった。

足しては しばらく見つめ首を傾げる。また足しては見つめ首を傾げる。

 

あまりにもずっと続けているため「何してんの?」と声をかけた。

 

「ちょっと聞いてくれ。さっきから沸騰したお湯に水を足してんねんけど、一回だけ一瞬でお湯が蒸発してん!!

たぶん足す水の量がピッタシやったら一瞬でお湯が蒸発するんやと思う」

と、世紀の大発見を鼻息荒く興奮した様子で僕に教えてくれた。

 

彼は、よそ見してる間に起きたことを知らない。なんて純粋なんだ。

 

正直に言ってあげた。

「お前がよそ見してる間にアベニールさんが捨てたんやで。」

アベニールさんを見るとこっちを見ながらニヤニヤしていた。

ミノル君は先ほどの興奮を照れ隠すかのように

「お前ふざけんなぁーー!!」といって追いかけまわしていた。

 

めでたし。

 

 

 

 

 

 

 

思い出話 (懺悔)

登場人物  主人公 シュウ君・生田先生・僕

 

これは小学校3年か4年の時のサイテーな話

 

朝、学校に着いて気付いた。今日は習字の時間がある。

しかし、習字道具を学校に持ってくるのを忘れてしまった。

 

担任の先生は男性の生田先生。

生田先生という人は、当時40歳ぐらい、今では絶対ありえない事だが禁煙パイポを吸いながら授業をするような人だった。

怒ったらメチャ怖い。

 

習字道具を忘れたとなれば、当然怒られる。

普通ならば隣のクラスの子に借りに行けばいいのだが、隣のクラスに友達がいなかった。

 

借りることができない、でも怒られるのも嫌だ。

 

朝一に忘れたことに気付いたので習字の時間までには、まだ時間がある。

 

どうしたかというと、早い段階から同じクラスの橋〇シュウ君からコソッと借りることにした。

 

習字の時間が始まる。

生田先生が言う

「習字の用意しろ―」

何事もないかのように僕は用意する。

 

シュウ君は

「ない! ない! 習字道具がない」とテンパっていた。

(そりゃそうだ)←心の声

 

先生が、 「どうしたのか?」と問うた。

 

シュウ君は「僕の習字道具がない」と答えた。

 

先生ブチ切れた。

「持ってくるの忘れたくせに下手な言い訳すんなぁーーー!!」

(先生、彼は忘れてないです。怒らないであげてください)

 

シュウ君怖くて泣いた

「ぼく、ぢゃんど持っでぎだもん」 ヒックヒック言うてた

 

「うそつけぇーー!!」 先生容赦ない。

(先生、シュウ君は嘘をついてません)

 

「ぢゃんど持っでぎだぁ」

(君はちゃんと持ってきてる、僕は知ってるぞ)

 

「ほな、お前の習字道具を誰かが盗んだっていうんか」

(盗んだなんて、 ちょっと借りてるだけですやん)

 

「多分誰かが、まぢがっで僕のを使っでるどおもゔ」ヒックヒック

(間違えてないです。確信犯です)

 

「お前ら隣同士で習字道具の名前確認しろ―」

(やばい、まずいぞ)

 

隣の子が僕の(僕のではないけど)習字道具の名前を確認しようとする。

 

すかざず隠した。

すると隣の子が

「もしかして、お前・・・・・!!」

 

僕は

「シィ―――――――」

黙っといてもらった。

 

結局、誰も間違いを名乗り出ずシュウ君、授業中ずっとヒックヒック言うてた。

 

シュウ君あの時はゴメンね

 

めでたし。