ishifujiluckyboy’s blog

石富士の名ばかり営業部長の気ままな日記

初めての経験

白髪交じりの40歳になる僕が、とある歌手グループのファンになった。

 

ファンになるきっかけになったのは松〇君。

帰りの車の中で「めっちゃおすすめの歌手グループおるねん。ちょっと聞いてみて」と車の中で聞かせてくれた。

その歌手グループは、テレビでたまーに見ることはあったし曲の一部分を聞いたこともあったが全く印象に残っていなかった。

初めて歌をちゃんと聞いた時もそんなに気になる事もなかった「一人だけ飛びぬけて上手い子おるなー」ぐらいの印象。

 

何日かたち、家で酔っ払っていた時に「そういえば松〇君のおすすめの歌手の動画でも見てみようかなー」と思いユーチューブで見てみることに

 

最初に見たのはライヴ映像だったかPVだったか忘れたが、初めて見たときに僕は虜になった。

すぐにライヴDVDを買い毎日見た、家に帰ってはユーチューブで動画を見てる。

 

今まで好きな歌手とか好きなバンドはいたけど今までとは何か違う感覚。初めての感覚

この良さを知ってもらおうと娘二人にオススメしてみたが、40のおっさんが若い女の子グループを推してるのを聞いて「気持ち悪」とひかれてしまった。彼女たちもちゃんと聞けばわかってくれるだろう。その日まで頑張ってね。

 

松〇君とライヴに行きたいねと言いながらライヴチケットの購入を試みるが抽選漏れ。

二人で頑張るがダメ。当たったと思えばコロナで中止

テレビ的に言うと【あきらめかけていたその時】7月21日の大阪城ホールのライブチケットに松〇君が当選した。チケットは二人分

僕は今までライヴというものに行ったことが無かった。行くほど興味が無かった。

しかし今回は別 「僕も連れて行ってくれ―」と懇願した

 

その歌手グループの名は【楽器を持たないパンクバンド BiSH】

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ライブ当日、おじさん二人は昼からカラオケに行き予習していった。

グッズを買ったり他のファンの人達と写真の撮り合いをしたりでライヴ始まる前からワクワクが止まらなかった。

驚いたことに色んな年齢層の人がいて(若い子が多かったが)一人で来ている人もいた。

 

 

席はステージの真横の割と近い位置

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コロナ禍という事もあり一席ごと空けての観覧

 

ライブが始まり会場の雰囲気はすごかった。声は出せないが観客は立ち上がり、みんな一緒に踊っていた(おじさんも頑張って踊った。予習の甲斐があった)

鳥肌が立った。

 

今まで僕は、こういうエンターテインメントは人生において、そこまで必要な物とは感じていなかった(好きではあるが)。

だって長い人生の中で余裕がなくなれば、そういう物から切り捨てていくと思っていたから。

しかし、BiSHの圧倒的なパフォーマンスを目の当たりにして考え方が変わった。

BiSHのライヴに行きたくて仕事を頑張る人もいるだろう、勇気をもらう人もいるだろう、救われる人もいるんだろう。

 

初めて肌で感じる。本気の人の出すパワーはすごい。

 

僕は思った。いっちょやっちゃろかい。

 

帰りは電車。松〇君とお揃いのTシャツで地元まで帰ってきた。不思議と恥ずかしくなかった。

 

次は8月29日香川にいくぜ。

 

めでたし。